南天(ナンテン)
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メギ科ナンテン属の「南天」は一属一種の常緑低木です。「難転(ナンテン)」に通じ、花言葉も「福をなす」「良い家庭」など、大変縁起の良い木として親しまれてきました。花の開花は6月であり、又紅葉も美しい事から南天の実は秋の季語とされてきましたが、「南天」として近年冬の季語にも登録されました。さらに葉は防腐作用があることから御赤飯に添えられたり、実は漢方薬として咳止めや喉飴に用いられたり、幹は箸に加工されたりするなど、南天は古来より生活に密接に関わってきました。
現在境内は積雪が多く南天の木が見えない状態ですので、参集殿の飾棚に南天の掛け軸を飾っています。